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【舞台感想】東京ジャンケンのグリム童話 Vol.1

東京ジャンケン朗読会
「東京ジャンケンのグリム童話」 Vol.1

原作:ヤーコプ・グリム/ヴィルヘルム・グリム
構成・演出:野坂実

(以上、敬称略)

●東京ジャンケンさん公式サイト
http://tokyo-janken.sakura.ne.jp/


●東京ジャンケンさん公式ブログ
http://ameblo.jp/tokyojyanken/




声優の豊口めぐみさんと演出家の野坂実さんが旗揚げした劇団・東京ジャンケンさんの朗読会に行ってきました。

朗読と一口に言っても、結構違う形態に別れたりするのですが、
(実際どういう形にするかは紆余曲折話し合われたとか)
今回の東京ジャンケンさんの場合は、
グリム童話の一つのお話を、1人の演者さんが約30分丸々朗読、
一公演一時間で、2人の演者さんがそれぞれ一つのお話を朗読する、という形でした。

そして出演されたのは6名の女性声優
・豊口めぐみさん
・名塚佳織さん
・斎賀みつきさん
・釘宮理恵さん
・佐藤利奈さん
・能登麻美子さん

この6名の内2名が一公演に出演して、
下記4つの演目の内から2つを、それぞれ朗読されました。
・ヘンゼルとグレーテル
・灰かぶり
・フリーダーとカーターリースヒェン
・忠実なヨハネス


※詳しいスケジュールは東京ジャンケンさんの公式ブログで
http://ameblo.jp/tokyojyanken/entry-11748634404.html



と、こっから本格的に書いていく訳ですが、
少し横道の話や文の構成上長くなってしまったので、
感想だけ読みたい方・途中で疲れちゃった方は、こちらのリンクから感想だけでもどうぞ。



閑話休題。
んでまあ、僕が自分で文にして説明するとちょっとややこしい感じがしたので、
東京ジャンケンさんの公式ブログからスケジュール引用させて貰って…
http://ameblo.jp/tokyojyanken/entry-11748634404.html
>30日(木)
>17時~
>豊口めぐみ…ヘンゼルとグレーテル
>斎賀みつき…忠実なヨハネス
>19時~
>佐藤利奈…灰かぶり
>豊口めぐみ…フリーダーとカーターリースヒェン
>
>31日(金)
>17時~
>名塚佳織…ヘンゼルとグレーテル
>釘宮理恵…忠実なヨハネス
>19時~
>釘宮理恵…灰かぶり
>斎賀みつき…フリーダーとカーターリースヒェン
>
>1日(土)
>13時~
>釘宮理恵…ヘンゼルとグレーテル
>豊口めぐみ…忠実なヨハネス
>17時~
>豊口めぐみ…灰かぶり
>名塚佳織…フリーダーとカーターリースヒェン
>19時~
>斎賀みつき…ヘンゼルとグレーテル
>佐藤利奈…忠実なヨハネス
>
>2日(日)
>13時~
>名塚佳織…灰かぶり
>佐藤利奈…フリーダーとカーターリースヒェン
>17時~
>能登麻美子…ヘンゼルとグレーテル
>釘宮理恵…忠実なヨハネス
>19時~
>能登麻美子…灰かぶり
>豊口めぐみ… フリーダーとカーターリースヒェン

(以上引用、敬称略)

で、これを演者さんと演目別でカウントすると…
WS002181.jpg

ってことで、釘宮さんの忠実なヨハネス(と※付いてるの)を除くとそれぞれ一回しか朗読してないので、
全十回の公演とされつつも、
実質オンリーワンの公演が10回連続であったということ!!

それも含めて、六人の声優さんの中から一公演では2人の登場、4つのお話から2つであるとか、
声優さんの朗読会で、物語を丸々読むということ、あとチケットの価格設定から、
「これは、劇団さんからの『複数観に来てね!』ということに違いない…!!」と、
勝手に受け止めて複数回のチケットを購入して観劇しました~ん!!



と、何故今回東京ジャンケンさんの公演を観劇したのか、その話もちょこっと。

以前浅沼さん演出サムライ・ナイト・フィーバーなどを観て、
「うおォン!他にも舞台を観劇したくなったゾぉ!」となっていたことや、

リンクも張らさせて貰っているブログ・【おとぼけだらだら日記】さんで、
東京ジャンケンさんの前回公演の感想や、
声優・福圓美里さんらが主宰するクロジさんの感想を観て、
(特に声優さんが関連する)舞台に興味が沸いてきて、

ホントならクロジさんの前回公演ヒルコが一番観たかった!
でもその頃には上京してまで突っ込む勇気とかお金とかもろもろ足りなかった!
そんな悔しさを抱えている時に、東京ジャンケンさんの今回の朗読会の情報が!
もう 迷わ ない

そんな感じ(ざっくり)



本題の観劇感想。
【まずほぼすべての回に共通する事柄から】

観劇に行かれた方は、多分全員、朗読が始まるより以前の客席に入った時も驚いたでしょう。
ステージ脇を彩る鬱蒼とした木々のオブジェ。
それを強調するようBGMとして流れる鳥の鳴き声。
ステージ上には木で出来たアンティークな燭台と椅子、そしてガラスの水差しの置かれたテーブル。
会場全体から『グリム童話』という世界観を作り出してる。

開演待ちの間に流れるアナウンスも出演声優さんがやられていて、
公演回によってどの声優さんのアナウンスか別々だったようで。
そのアナウンスの内容も、
例えば
「携帯電話など音の出るものの電源を切り、写真の撮影はご遠慮ください」みたいになるところを
「蓄音機は電源を切り、妖精は写真に映らないのでご遠慮ください」というユーモア効くものに。

出演者の皆さんの服装もそれぞれワンピースであったり、
シャツに短パンであったり、紳士服であったり(誰か分かるジャンこれ)と様々でありながら、
妖精をイメージしたのか白い布服で統一されていて、
更にはそれぞれ植物をあしらった装飾品をしており、
中には一見耳飾りでエルフ耳みたいになっている方も(笑)

朗読中は、出演声優さんが舞台に上がる時に火の付いた手持ち燭台を持ってきて、
ステージに備えられていた蝋燭に火をつけて、基本その明かりのみで最後まで。
火を消すのもつけるのも出演声優さんが行うので、
火が付きにくいとか、中には消すのを苦手そうにしてらっしゃった方もいたような?(笑)
また、朗読に用いる本も木のカバーで出来ていて、
近い席だと木がすれたり軋む音まで聞こえるという、あ~、これが観劇の醍醐味ですわ~。



【続いて各声優さん別の感想】
演目別感想でも良かったのだけど、出演者さん全員の回を一度は観劇したことを踏まえて、声優さん別で。
※なお、演目の内容説明は省くので、興味のある方は読んでみよう!

◇豊口めぐみさん
主宰として他の出演者さん全員の練習風景を予め見ていたからこそ、
敢えて他の人がやらない演出をした!という印象を、観劇して受けました。
けれども奇を衒って、合間狙って、という感じではなく、
「お前らはそういうのか、じゃあ私はこういうのだ!」っていう、
差別化するために自分色を更に出してきた!という感じ。

「灰かぶり」「忠実なヨハネス」を観劇しましたが、
他の方が少しショッキングな内容もある『グリム童話・灰かぶり』を
自分なりに更にアレンジしたのに比べると、
「あれこれあっかるいシンデレラじゃない!?」っていう印象(笑)
全員共通のホンの影響もあると思いますが、
豊口さんが普段から演じる可愛い少女の役柄を灰かぶりに持ってきて、
女の子チックな内容に聴こえたのではないかなぁ、と思います。

「忠実なヨハネス」でも、
他の方はヨハネスを男性として演じているのに対して、
どこか豊口さんだけ、凛々しい女騎士というか、女教官のような演じ方をされたように感じました。
(なんとなく、こう感じてたのは自分だけな気もしないでも(笑))
決して男性を演れていないというわけでなく、
今回の四つのお話の中で一番登場人物が多いと思われる「忠実なヨハネス」でも、
所謂先王、若い王などもきっちり男性チックに演じていました。



◇名塚佳織さん
少しだけ前評判というか、注目株みたいな話は聞いていたのですが、
予想以上にトリックスターというか、なんでもやるというか。
今回の観劇で一番印象が変わった方かもしれません。
「灰かぶり」「フリーダーとカーターリースヒェン」を観劇して来ました。

豊口さんの項で触れたみたいに、他の方も基本灰かぶりは可愛らしく演じていらっしゃったのですが、
名塚さんの演じる灰かぶりは、灰にでもやられたのかしゃがれた声を出して、
聴いてて浮かぶ姿は魔太郎チック。
二羽のハトの科白でもしゃがれて「ん?間違えたのかな?」と思う箇所があったのですが、
最後の最後で、所謂ナレーション・地の文の声もしゃがれてきて、
全部灰かぶりの呪いでしたみたいなオチに。
読んでる言葉一緒なのに内容違う!こわい!

一方「フリーダーとカーターリースヒェン」では、
カーターリースヒェンが底抜けのおバカなのに合わせてなのか、
全部が底抜け明るいノリに。
「声の演じ分け自体は共通してるのに、言い方のニュアンス一つでキャラクターや感情が違うように感じる」
のが今回色濃く出ていたのはこの「フリーダーと~」だと思うのですが、
地の文まで自分のペースで行って落語(本人談)にしたのは名塚さんだけだったように思います(笑)



◇斎賀みつきさん
「ヘンゼルとグレーテル」を観劇しましたが、演目にもよったのかもしれませんが、
キャラを演じるとかではなく、本当に朗読・読み聞かせるという風にしてらっしゃって、
今回の公演でも新鮮でしたし、子供の頃に聴いた懐かしい朗読という感じがしました。
出演声優さんは『本の妖精』という立場の設定のようでしたが、
そういう意味では自分が観た範囲では、
斎賀さんは一番『本を司る何か』のような雰囲気でした。



◇釘宮理恵さん
こちらも「ヘンゼルとグレーテル」のみの観劇でしたが、対称的にキャラクターが強いお話に聴こえました。
っていうか、登場人物全員可愛い。
お父さんすらなんか背の低い可愛らしい見た目に思えるし、
悪者にあたる魔女や継母なんかも憎たらしくならないし、困るなぁ、もう(笑)
そういう意味では斎賀さんに比べるとメリハリがあって、寝る時用・起きる時用みたいな。
うん、軽い言い方になってしまったけど、そんな感じ。



◇佐藤利奈さん
可愛かった(こなみかん)
それはおいといて、「忠実なヨハネス」「フリーダーとカーターリースヒェン」を観劇しました。
どちらにおいても、とてもスタンダードな演技をなされたのでは、と思います。
「忠実なヨハネス」では主従友情の厚さと、若王が試される時の緊迫、
「フリーダーと~」ではコミカル流れをストレートに出してくれた感じ。
キャラでも男は男、女は女。
そして全体的に明るい雰囲気・トーンで作られていて、佐藤さんらしさもとても出ていたと思います。



◇能登麻美子さん
「灰かぶり」を観劇してきたのですが、
行く前は「能登さんの朗読か~、こりゃ寝ちゃうな~(笑)」なんて言ってたんですけど、
あっ、そういえば、こういう方向のこともしてましたね、という感じに、ね、うん…。
つまりは名塚さんと同じく怖い方向だったんですが、
名塚さんほど内容を上塗りする感じではなく、
あくまですっごい間の取り方と声のトーンで、怖い…怖い…。



つー感じで、読み方が違うなんてレベルじゃないそれぞれの朗読。
うむ、複数回チケット取ってよかった。
っていうか、
全部観たかった……!!(強欲)

演出の感想にはあまり割いてないんですが、
「フリーダーとカーターリースヒェン」なんかは、
演出・ホンの時点でめっちゃ方向性が決まったんじゃないかなぁ、って気もなんとなく。
チーズが転がる件とか、普通に本読んだだけだとあそこまで面白くなかったと思う!いや、この言い方も失礼か!

次回第三回公演も予定ということで、今回がとても面白かったので、
資金やスケジュール用立てて、また東京ジャンケンさんの舞台観に行けたらと思います!
東京ジャンケンさん、他出演者さんスタッフさん、ありがとうございました!

あと、今回の観劇やら遠征の準備なんかで相談に乗ってくれた方々も、ありがとうっす!



パンフの代表作欄も、微妙に遊んでるなぁって気が、しないでも(笑)
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