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【ゲーム感想】采配のゆくえ


采配のゆくえ


●ゲーム概要


コーエー版戦国時代逆転裁判
2008年発売だから逆転裁判4はもう出てたかな?
いや、ガチで逆転裁判なものでホントすいません

舞台は関が原の戦いで、
主人公は亡き豊臣秀吉の臣下で西軍の大将・石田三成となって東軍・徳川家康と戦う。
石田三成は大将の立場なので、前線で戦う仲間に采配を振るって勝利を目指す。
時には戦況の次第で命令を聞かなくなる仲間を説得したり、
敵方の奸計で疑心に陥った味方や、豊臣臣下ながら東軍についた者を説得したり。




●点数


7~8点かなー。
逆転裁判の完全なフォロワータイトルなところとかあまりにも簡単すぎるところが7点って感じで、
反対に逆転裁判との差異とか題材を別にするとこんな可能性あるのかーっていう面白さが8点で。
7788の合計30がまあ安定か。もう2点くらい下がってもおかしくはない。
実際は7888の合計31でしたけどね!! 




●ゲーム性


基本は会話読み進めたり選択肢を選んで結果を得るADV。
その中でも通常のADV要素が多く、【ゲーム概要】でも言った説得がメインの「戦略パート」と、
ヘックス型SRPG「風」の戦場で味方に采配を振るって勝利に導く「合戦パート」に分かれる。

「戦略パート」はマジ逆転裁判だからな! 覚悟しろよ!!
まあ「合戦パート」も裁判パートの弁護席みたいなグラとかゆさぶりみたいなコマンドとかあるけど、
ホントに戦略の方は逆転裁判の探偵パートすぎて言うことがあんまねえ。




合戦パートはヘックス型SRPG、ファイアーエムブレムとかスパロボっぽい感じだけど、
部隊をプレイヤーの思う通りにはほとんど動かせられず、
事前に決められた三つ程度の行動の中から選んで結果を得るシチュエーションが決まりきったものになってる。
大体出せる指示は「前進(後退)しろ」「待機しろ」「戦術」の三つか四方のどこに行くかの指示で、
最後の「戦術」は各部隊に割り当てられた特殊能力的なもの。

鉄砲:前と斜め前の3ヘックスを攻撃
騎馬:前方とその先の2ヘックスを攻撃
槍ぶすま:部隊の四方に最初に入った部隊に大ダメージ
強襲:敵部隊を後退させながら前進する
などを効果的に発動するにはどの部隊が前進、後退するか、
四方のどちらに行くか、時には部隊からの報告を聞いて新しい指示を導き出す、
などして行くのが基本部分。
誤解を恐れず言うと、ヘックス型SRPGのチュートリアルをそのまま一つのゲームにしたような感じ。

もう一つモードがあるけど先に通常の合戦パートの感想を。
意外とこのほとんど決められている選択肢の中から正解を導く、っていうゲーム性が面白い。
SRPGと詰将棋の間に位置する電子ゲーム特有のパズルのような感覚。
ただこの言い方もあれだけど、単作なのもあってルールがファジーなところがあるのが難点。
例えば鉄砲は部隊が端に居ると前、斜め前、更にその隣の前に効果範囲が変わったり、
槍ぶすまは使いながら移動できるけど、
発動と移動どっちが先でも良さそうな場面でもどっちが先かで引っかかったり、
場面によっては移動と戦術発動が同時に出来たり、うん。




んで合戦パートのもう一つのモード、「天眼モード」
主人公・石田三成が完全不利な時に戦場の武将の心を読んで
行動理論(誰々を狙っている、誰々を守ろうとしているなど)を把握し、
味方部隊を3~7手くらい一気に動かして「戦術」を発動できる位置に敵味方もろとも誘導して一網打尽にするモード。
これも敵将の動きがパターン化できる電子ゲームならではのパズルでなかなか面白い。
まあ動く順番も把握しないといけないってのがちょっとだけ気になったけど。

あとはセーブした後にさっきまでのゲームに戻るってのが普通に便利ですね逆転裁判さん。




●シナリオ


恐らく史実に沿ってる部分が半分くらいなんだろうけど
半分くらい大嘘なんだろうなっていう感じが知らなくても分かる感じ。
石田三成の「天眼」レベルの大嘘じゃなくて、もっと、ね!

「説得」っていうシステムにも関わる話だけど、
状況証拠や自己申告の証拠、他人の言葉っていう曖昧なもので説得しようとするのがなんかモヤッとする。

徳川家康も天眼持っていたので天下取れましたー!
っての自体は物語として純粋に面白いけど、
三成の天眼に比べると家康の天眼は特に状況覆せた場面がないってのもなんだかなー。
だから直接対峙してほぼラスボスである家康が脅威に感じない。

ただキャラクターは逆転裁判フォロワーなのもあって凄く濃くて、
激情家な宇喜多、すぐに撤退しようとする小西などちょっと強めなキャラ付けが、
三成の天眼によって、宇喜多は秀吉の養子として努力を重ねた結果であったり、
小西は商売人上がりの大名として家臣に絶対に損をさせず守るために動いていたからと、
その背景を語っていくのが噛み合っていて面白い。

ちなみに家康を「ほぼラスボス」と言ったのは
「実はあの人が関が原の戦いを引き起こしたんだよ!」「な、なんだってー!!」
っていう架空戦記要素もあるから。
三成の天眼も、もし戦国時代で生まれた誤解が解けていたら…っていう架空要素に一役買ってる。
  




●まとめ


逆転裁判好きな人にちょっとやってみて欲しい。
あとはー、戦国時代が純粋に好きな人はちょっと戸惑うカナー。
無双とかBASARAとかで知ってるレベルなら面白いカモー。



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